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昔の仮説

「人間の目は、いつかは、このまぶしいばかりの色と光のカーテンの
背後に潜む、創造の不思議を見抜くのだろうか。」
S. トロムホルト(Sophus Tromholt)「北極光の下で(Under
the Rays of the Aurora Borealis)」1885年。

自然現象
オーロラに興味を持った哲学者や科学
者はたくさんいた。例えば、アリスト
テレス、デカルト、ゲーテ、ダルト
ン、ベンジャミン・
フランクリンなど
である。昔の思想家は、オーロラを不
可思議な超自然的なできごととしてで
なくある現象としてとらえようとし
た。古くは13世紀のノルウェーの作品
「王の鏡」にオーロラの話がでてく
る。その作品では、王子が自分の父親
である王にいろいろなテーマについて
インタビューするのだが、北極光
(オーロラ)もその一つのテーマとし
て扱われている。

 

thumbnail of Franklin's aurora diagram
フランクリンが描いた
大気循環の図。
クリックして拡大図を
見てみよう。
アリストテレスの本「気象学」セネカ「自然現象」も、オー
ロラは空の亀裂が原因であると述べている。他の思想家の中に
は、オーロラは世界の果ての火明かりが反射したものだとか、
北極の氷に反射した日光が空中にきらきら見えるのだと思う人
もいた。

1778年にB. フランクリン(Benjamin Franklin)は、オーロラ
は雲の電位が原因となって起こると考えた。フランクリンの
オーロラ理論は正しいものとは言えないが、フランクリンの
大気の循環運動の描写は非常に近代的なものであった。

エドモンド・ハレーEdmond..Halley、ハレー彗星の発見者)
は1716年にオーロラを見、自分の理論を発表しようと試みた。
ハレーは、オーロラは地球の磁力線に沿って現れると考え、
「磁気原子」が地球を通り抜けると仮定した。
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