オーロラの伝説

「オーロラが現れる時に時々聞こえるぴゅーとかぱちぱちという音
は地球上の人々に話しかけようとしている精霊の声だ。そんな音
が聞こえた時は、必ず静かな、ささやき声で返事をした方がいい。」
1916年ラブラドル半島のエスキモー、E.W.ホークス

(Ernest W. Hawkes, The Labrador Eskimo)

古代伝説
どの北方文化にも昔から代々伝わる
オーロラの口承伝説がある。エスキ
モー、アサバスカン・インディアン、
ラップ・インディアン、グリーンラン
ド人、北西インディアンの諸民族な
どにとって、オーロラは見慣れた現
象だった。

あの世
古代エスキモーのオーロラ伝説は、
死後の世界に関するものが多い。
オーロラはこの世を去った魂が天へ
登っていくのに使う、光に照らされ
た細い道だと思っていた人もいたし、
精霊がセイウチの頭蓋骨をボール代
わりに使ってサッカーを楽しんでい
るのがもとでオーロラができるのだ
と信じていた人もいた。

強い霊
オーロラを生き物のようにとらえてい
た文化もある。そのため、オーロラに
向かって白いハンカチを振 ったり、
口笛を吹いたり、つばをはきかけたり
するとオーロラの形が変わると信じて
いる人達もいた。以前はオーロラにさ
らわれないようにナイフを振りかざし
てオーロラを近づけないようにしてい
たのだと話してくれた、アラスカのバ
ロー(アラスカの最北の町)のお年寄
りもいる。イグルーリック・エスキ
モー にとっては、オーロラ
(arsharneq または arshaat )は
シャーマンを助ける強い霊であった。

thumbnail of jade statue
どの北方文化にも昔から
代々伝わるオーロラの
口承伝説がある。
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オーロラは生きてい
るようにも見える。
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